なごみにはもう一つの呼び名があります。



通称「みんみん」。



以前保護されてた方がきっと「みけー」とか「みーちゃ～ん」と呼んでいたんじゃないでしょうか？「み」の字に反応するので、なごみではなく、みんみんと呼ぶことが多い我が家です。



「みん」と呼ぶと以前の保護っ子、美三毛の「のんちゃん」を懐かしく思い出してしまい、回想のために時間が止まり、なにもできなくなってしまうので「みんみん」連続呼びにしました。



のんちゃんも、みんみんも、美猫なうえにボス猫ギンジローをスキという点が似ていて、うっかり「のんちゃん」と呼んでしまう私たちです。

卒業っ子「のんちゃん」は→コチラ

今日もタンスの上でゴハンを召し上がるなごみ。


「ここならこわくないの」

まぁいいです。


なごみは何故こんなにもビビリなのか？

原因は３つ想像できます。

あくまでも想像です。


１つめの想像。

なごみは、じつは私が直接保護した子ではありません。元々は地域の野良猫避妊去勢活動をしているボランティアさんが保護した仔猫です。わりと成長してから（生後4、5ヶ月くらい)保護されました。捨て猫だったのか、野良猫だったのか、彼女の出生は不明ですが、とにかく、生まれてから保護されるまでの数ヶ月間、外の世界でつらく怖い経験をたっくさんしたのだと思います。


２つめの想像。

保護後、我が家にくるまでの短期間、
なごみは他の保護場所で保護されていました。

その保護場所とは、「里親さんをみつける」という目的のためには、人の出入りが多く、いつもにぎやかで、明るくて、いつも誰かしらお世話してくれる人がいて、環境的にはとても良い場所だったのですが、今まで外で恐怖を味わい、避妊手術という痛みも経験したばかりのなごみにとっては、人に対する恐怖心をよりあおってしまったのかもしれません。


３つ目の想像。


なごみのしっぽには一ヶ所だけ不自然に曲がっているところがあります。



写真ブレブレでごめんなさい。



なんとなく見えます？

しっぽの付け根から数センチ上の場所が突然曲がっています。あとはすらっとキレイな長いしっぽなのに。今度動物病院へ行く時に写真を持って行って先生に聞いてみますが、こんな場所から一ヶ所だけ曲がるカギしっぽってあるのかな？不自然な気がするんですよね。

たとえば、

事故････とか、　虐待････とか、

考えられないのかと。。。。。。

そう考えれば、いまだに保護主の私やだんなにすら触らせない理由が少しは理解できるんですけどね。




まぁ、いいか！


過去なんて気にしちゃダメダメ！


実際、なごみは少しずつ代わってきているんだから！


どんな猫と接するにも「想像力」が大事です。


過去なんて、事実なんて、関係ナッシング。


いまのままの、ありのままのなごみを受け止めてくれる里親さん、なごみはココで待ってます。人付き合い、猫付き合いを学びながら、ココで待ってます。

なごみの里親募集を開始したので、
これで我が家にいる募集っ子はシュシュ＆なごみの
パステル三毛２匹になりました。

（右欄に掲載している花之介は同じ大田区で犬猫ボランティアをしている友人宅で保護することになりました。募集詳細は⇒コチラをクリックしてご覧下さい）

２匹とも意外に仲良し。

なごみは人に対して恐怖心があっても、猫のことは大好き。
我が家の猫達とも仲良くしていてケンカしません。

最近は２匹一緒に階段でニボシを転がして食べる遊びが
お気に入りです。





画像が暗いのは超真夜中だから。

見ずらいです。

初動画投稿なので優しい心で見てください。

なごみの里親募集を開始します！



見て！

こんなに近くで写真を撮れるようにまでなりました！



美人。　小顔。


なごみは今年３月末に保護されました。
今までの我が家の保護っ子の中で最強のビビリっ子です。

何と言っても、保護後数週間ほとんど物影に隠れて姿を現しませんでした。
なかば家庭内野良猫状態です。

そのため、保護後はまず「保護宅は安心できる場所」と理解してほしくて、３階の１室をなごみ専用にしました。まずはそぉ～っと静かに保護生活を続けさせ、時間をかけて室内環境に慣れてくれればいいと、見守っていました。



そして６ヶ月。

その間、なごみの様子を見ながら、どんな猫とも仲良くなれる乳母猫小雪を投入したり、純真無垢な保護仔猫達と一緒に生活させてみたり、慣れてきたら部屋のドアを開け放してフリーエリアを拡大してみたり、色々な方法を取ってきました。

そしてここ数週間。

自分から３階の部屋を出て、２階付近まで階段を下り、
階段から大好きなニボシを催促できるくらいにまでなったのです！

証拠写真↓


「ぎゅーにゅーっておいしいのね」


「それっ、それちょーだいッ」

なごみは犬が大の苦手。

でも我が家にはウルサク吠えまくる元気犬が３匹もいます。だから、犬のいる２階リビングは怖くてここまでが精一杯。でも、犬を１階に隔離しておけば、自分で２階のリビングに降りてこられるようにまでなったのです。


ここまでくればもう大丈夫。


あとは理解の深い里親さんとの出会いを待つだけ。


世の中に何千何万という人がいます。


中には、ビビリっ子に対して深い愛を示してくれる人だっています。あえてビビリっ子を好み、ビビリっ子がすこおーーしずつ近づいてきてくれる事に喜びを見出している人だっているんです。





「ビビリだっていいじゃん！」

「うちにおいでッ！」

と言ってくれる里親さん。

なごみは待ってます。



※ビビリっ子との生活ってどんな？と思う方。
　参考までにごらんください。

●・家猫道-ienekoway-
　生粋の野良猫を家猫に迎えたブログ。
　ビビリっ子と生活する上での喜び、努力、いろいろです。

●ミィママさんのブログ　
　・宇禰ちゃんお姫様への道　
　・コロン日記
　・マロン日記

保護猫のお世話が大好きなミディちゃんがとこどろころ登場します。
ビビリっ子ほど優しい子がじつは多いのです。


※コメント返しは後ほど。
　スミマセン。