ハクビシンちゃんと出会ってここ数日、私の頭の中を駆け巡る音楽が・・・。

ラン、ランララ、ランランラン♪ラン、ランラララ～♪

ラララン、ランララ、ランランラ～ン♪ララララ、ランランラ～ン♪

これだけで、分かる人います～？


正解は、「風の谷のナウシカ」のナウシカが子供の時の回想シーンの音楽でした～！

ナウシカにとってのオームと私にとってのハクビシン・・・一緒なのか？ん～？？？




実は、昨日の夜中にハクビシンちゃんとさよならしました・・・。


昨日は、ご飯をあげるのもヒロ君に頼み、なるべく会わないようにしていた私・・・。この数日、可能な限り行動しまくり、悩みに悩んでの結論とはいえ、切ない思いもまた然り。

放しに行くのも１人では行けず、ヒロ君ととある森林公園？山？へ・・・。

お別れの前の夕食メニューは、「りんご、にんじん、みかん、バナナ、かぼちゃ、フード」たっぷりあげすぎたせいか1/3残して出発。
（ばか～！全部食えよ～！）





出来る限り負担の少ない様に移動。





ハクビちゃん：何だ？何だ？今度は、何だ～？





現地、到～着～！

ハクビちゃん：森のにおいがする・・・。

ヒロ君とかっくん、周りの環境を確認中。






ハクビちゃん：え？ここ何処？

かっくん：この辺で…ハァハァ・・・いいかな…ハァハァ・・・。
　　　　　（日頃の鍛錬足らず・・・情けないっす・・・どっかのマラソンおバカさん見習わなくちゃ・・・）


環境に慣れるまで、もしも食べ物にありつけなかったらの非常食をヒロ君が森の奥に向かって投げ入れました。
一応、草野球のピッチャーだもんね、頑張れ～！（ほ～！こういう時役立つんだ、ピッチャーって）






ハクビちゃん：・・・何なの？・・・今度は何するの？・・・

かっくん：よく匂いを嗅いでね・・・。行っくよ～！






意を決して・・・ドア、オープン～！！！

ハクビちゃん：・・・？・・・

ヒロ君＆かっくん：？？？？？






ほんの数秒して、ちょこっと出ました。

ヒロ君がちょっと急かしたら、一気にダーッシュ！！！

枯葉の上をガサガサ走る音が聞こえたと思ったら・・・止まった・・・。




（上の小さい光・・・片目です）

ちょっと離れた所でガサガサ音が止まりました。

暗闇で良く分からないけど、周りを確認してるの？そうそう、慎重に生きていくんだよ。まだ、未成年なんだから、冒険しちゃダメよ！




（上の二つの光・・・両目でこっちを見てます）

あれ？　ううん！違う！こっちを見てる！！！（やばい！泣きそう・・・）

双方、しばらく、そのままで・・・。


「元気で生きて行くんだよ～！！元気でね～！！いい子にね～！！」

私の声で、ガサガサガサガサ～！！！

その音は、森の奥へと進んで行きました。



さよなら・・・でした。

たった数日だったけど、やっぱり別れは辛いものですね・・・。

でも、ハクビちゃんは、私にたくさんの事を勉強をさせてくれました。

課題も残していってくれました。

「人間と自然との共存」だって。

ハクビちゃんは優しいので、レポート提出期限は無期限にしてくれました。


ハクビシンちゃん、ありがとう！！！


今日は、どうしても涙酒になっちゃいますわ～。

見逃してくれよ～♪（皆さん、小泉今日子は知ってる？・・・よね？）


・・・まだ、酔っ払ってなんかいませんわよ　

今日は、とってもいい天気♪

なのに、夜行性のハクビシンちゃんはぐっすりオヤスミです。

保護した時には、あまり元気もなかったせいか、とてもおとなしく手からみかんなどを食べておりました。

が！日々元気を取り戻したようで、最近は気持ち良く威嚇してくれるようになりました・・・。

この、恩知らず・・・！

まぁ、これだけ元気になったので、放す決意がつきました。



ハクビシンちゃんの現在の保護場所は・・・お風呂場。

完全に占拠されています！

お陰様で、お風呂屋さん通いの私達。ご近所の方々と裸のお付き合い～♪

そんな生活をこれから先ずっと続けていけるはずも無く、ハクビシンちゃんもお風呂場だけで生きていくのは、地獄でしょうし・・・。

双方の幸せの為、ハクビシンちゃんの生命力と野生の本能に賭けます。



我が家の冷蔵庫、ハクビシン仕様になってます。バナナ、みかん、りんご、かぼちゃ、トマト・・・。普段あんまり使わないものばっかり。（トマトは食べるけど）

それにドライのキャットフードをプラスして１日２回あげていました。
（キャットフードだったら、もしかしたらどっかに落ちているかもしれないし・・・。でも、猫は絶対に襲ってくれるなよ～！）

放す時にリュックに詰めて背負わせてあげたいなぁ・・・。

可愛いだろうなぁ・・・いや、いや、そうじゃなくて・・・。

食べ物にありつける事を祈り、野良猫を襲ったりしない事を祈り、害獣として駆除されたりしない事を祈り、車にはねられたりしない事を祈り・・・さよならをします。



写真はフラッシュが怖いらしいので、可哀相で頻繁に撮れませんでした。

放す時に撮って、後日アップしますね～。



ハクビシンに応援のポチッをお願いしま～す。
（左側上から３段目です♪）

今週は、雪が降るなど本当に寒くて、でもやっと冬っぽくて、ちょっと嬉しかったりもしました。

水曜日の未明から雪が降るって事で、夜中の12時頃にヒロ君と私と二人で三匹の犬の一斉散歩。

メイは雨が大嫌いなので、降る前に行っとかなきゃ、止むまで散歩に出ません。



散歩の途中、道路脇に麻袋発見。

何やら不穏な・・・。

う、動いた・・・？

こんな所に、寒い夜中に、雪が降る前に、麻袋に入れて、

猫捨てたの誰だぁぁぁ！！！


とにかく、こんな所に置いておいたら、死んじゃう！と、そのままの状態で持って帰ってきました。

玄関先で、怖いけど、中を確認・・・。





なんじゃ、これは～～～！！！






ありえん！こんな事、ありえん！


え～ん　　　私にどうしろっちゅうんじゃ～！！！









これって、ハクビシン～！！！






拾った・・・。

確かに、拾った・・・。

だって、捨てられてたんだもん・・・。



ヒロ君からポツリと一言・・・


「何でも拾うからだよ・・・。」


（・・・気持ちが、奈落の底へ・・・）

「でも、ほっとけなかったからね。」

（・・・ちょっと、浮上・・・）



翌日、ありとあらゆる所（動物園・大田区・東京都・野生動物専門獣医師など）へ電話を掛けまくり、保護してくれるところを探しましたが・・・nothing・・・。

ほとんどの返答は、「処分」か、「放す」

そんな無責任に「放す」って・・・どこにじゃ～～！

「避妊・去勢して放せばいいんですか？」「いや、そのままで・・・。」

避妊・去勢しなくていいんかい！　繁殖するから、害獣なんでしょ？

私は、「殺す」なんて、絶対にどんな事があってもしません！！！

んじゃ、「放す」しかない・・・。


何か、いい案や解決法がありましたら、教えてください。

お願い致します！


落ち込んでる、何でも拾う私に、応援のポチッをよろしくです～。