ブログのどこかでご紹介したと思うのですが・・・
去年の暮れの事・・・掲載したのは今年・・・あった!「祝2008年」
両目の見えない仔猫の件・・・。
(以下、里親募集サイトに掲載した内容です。1月時点)
【性別・年齢】
メス・推定5ヶ月・ノミダニ駆除済・駆虫済
【特徴】キジトラ&白
両目がありません。先天性より人為的なものを感じざるを得ません。
どんなに痛かった事でしょう。
どんなに心細かった事でしょう。
何とか幸せにしてあげたいと思います。
ご理解のあるお優しい方との出会いを心よりお待ちしています。
【経緯】
外猫の去勢の為に紹介された病院へ向かう道のりでの事でした。
道の傍らに中学生の集団が、何か小さいものを取り巻いて不自然にたむろっていました。
車を止め、「どうしたの?」と聞くと、「目のない仔猫なんだよ」と…。「え?」、「目が無いんだよ」(子供たちはこの仔猫が気になって、心配で学校に行く足を止めて悩んでいたのです。)
一瞬背筋が凍りつきましたが、「じゃ、私が病院に連れて行ってあげるか
らね。」と即座に言っていました。
その時は怖くて、仔猫をまともに見られず、ケージに入れて、車に乗ろうとした時、その中の1人がつぶやくように「…ありがとう…」と…。
見た目は生後3ヶ月の仔猫でしたが、歯の状態などから生後半年であることが判明。
しかし、体重は1.2Kg。
ガリガリな上、目は先天的よりも後天的…いわゆる人為的なもの…。
虐待の可能性がかなり高いというものでした。
人として、罪もない仔猫に対してあるまじき行為をした人間の責任を負わなければ、という想いと、あの子供達の優しい心を無駄にしてはいけないという想いから、この仔猫を幸せにする為に里親募集を決意しました。
それなら、自分が飼えば?と思われることでしょう。
我が家にはすでに重症の病気の子数匹を含め15匹の猫がおり、目の見えないこの子猫をいろいろな意味で守る為もあり、一生ケージ中心の生活になってしまいます。
それは、この仔猫が幸せに生きているとは言いがたいものです。
ご理解があり、家族として迎えて下さるお宅があるに越した事はありません。
どうか温かい手を差し伸べてあげて頂けませんか?
人によって光を奪われたこの子に幸せを与えてあげて頂けませんか?
助け合っているボラさんから里親募集の依頼を受けていました。
「わんにゃんこ里親募集中」の管理人さん(助け合ってるボラさん。今度詳しくご紹介します。)に手を貸して貰い、とっても素敵な里親さんの元へ嫁ぐ事ができました!!!
すごい事です!!!
私、この子の件では、感動して、泣きっぱなしでした。
まず、応募時に下さった里親様のメール
はじめまして。一週間前にサイトを見て娘と泣きました。
我が家には、ちょうど一年前に、このサイトからご縁をいただいた一歳になる女の子(クロネコ )がいます。
甘えん坊でわがままに育っているので(一匹なので)とても悩みましたが、悩んでいても答えが出ないのでメールをさせていただきました。
愛情をたくさん注いであげられる一匹で飼ってあげられればとても良かったのですが、先飼猫がいるので、アドバイスと共によろしくお願いします。こんな素敵なメールを頂き、こちらこそ!という気持ちで、お見合い・お試し生活へ順調に進みました。
実は、お試し生活に入る前、「里親になる事は出来ないけれど、何か自分に出来る事はありませんか?」と、お問い合わせを頂いていた方から、とても素敵なプレゼントが届いたのです!
ミルちゃん(仮)の贈り物、明日からの連休もありますしウキウキと選ばせて頂きます。
仕事もあり、いま自分自身が里親に立候補もできず、直接的なお手伝いができないのが残念ですが、せめて縁あって現在一緒に暮らしている二匹の猫の幸せな一生を最期まで愛情いっぱいお世話させて頂こうと、日々思っています。
うちの子も、一匹は実家の庭に来ていた野良さんの連れてた子で、もう一匹は捨て猫で 知人が保護したのを引き取りました。 その子も保護された際、尻尾が刃物のような鋭利なもので切断されてしまっていました。早いうちに保護され治療できたので、すっかり元気になり、尻尾が短くても何も不自由ありませんが、ミルちゃんのことを思うと切なくなります。
でも、うちの子もミルちゃんも大変な目に遭ってしまいましたが、命があったこと(虐殺されてしまったり、保護されなければ人知れず命を落としてしまう子だっているのですよね) 手遅れにならないうちに優しい人に保護されたことに感謝せずにはいられません。
私はこうして出会った猫達から毎日たくさん幸せをもらっています。
ミルちゃんにも皆様にもどうぞこれから良きことがたくさんありますように。この方のお気持ちとプレゼントと一緒に「ミル」は私達にたくさんの感動をくれ、
この上なくお優しい里親様の元「さくら」になり、今、立派に咲き誇りました!
里親さんからのメールです
いきなり二匹の生活は、やはり無理そうなので今は、部屋を別々にして二匹の時間は、少しずつ増やす作戦にしました。
ももがさくらを受け入れてくれるのを、気長に待ちま~す。
別々になるとお互いにノビノビしています。
さくらも手を伸ばしぐっすり寝ています。
とってもカワイイ!シャッターチャンスを逃さないようにします!
ひもでじゃれていたので一緒に遊んでみると追いかけてきました。
病院からいただいた栄養満点の餌を部屋の隅においていたら
私がいないうちに、見事餌の雨を降らせていて、喜んで食べていて、
お転婆ぶりを発揮してます。
体重が2.1㎏になっていて順調に大きくなってます!
さくらは、ももの後を追いかけて遊んで~と飛びつくため
ももの方がタジタジなんです。で お互いに猫パンチに発展して
中々仲よくなれない・・・・
まだ、時間を決めて遊ばせています。
さくらは、お転婆であちこち駆け回ってますよ~
お気に入りは、真っ白い猫じゃらし、大喜びで遊んでます。
最近は高い所に登って、ひやひやさせてくれます。
子どもの部屋に行くと自分でおもちゃになりそうなモノを探してきます。
最初の静かだったさくらが想像出来ないくらい変わりました!本当に、いつも、いつも、里親になってくださった皆様方、応援してくださる皆様方には驚かされます。
なんて、心が優しいんだろう・・・なんて、温かいんだろう・・・って。
やばい・・・里子に出た子達皆の生い立ち・・・里親になってくださった皆さんを思い出して、涙が出てきちゃった
いやいや、泣いてる場合じゃなくって・・・
私が、正式譲渡に伺った時に撮った写真です。
美しきノアールのももちゃんと、ももちゃんのハウスを取ったさくら
(ももちゃんも青森で行き場がなくなっていた仔猫を引き取られたそうです。)
そのハウスの中で、幸せそうにしているさくら。
「しあわせ」って、いつでもどこにでもあるものだと思うけど、
それを手に入れる事って、案外難しいのかもね。。。
だって、「しあわせ」って気持ちを、心から感じた時が「しあわせ」だから・・・。
ももちゃん&さくらちゃん、しあわせって、いいね♡
これからもご家族で「しあわせ」を楽しんでね♪
感動をくれた「もも&さくら」の
しあわせにポッチを♡
もっとたくさんの子がしあわせになれますように!